「うみ・ひと・くらしネットワーク」で、食農ビジネス学科の学生がオンライン発表をしました


食農ビジネス学科農水産物・食品マーケティング研究室
UPDATE 2023-07-11

副島久実准教授(食農ビジネス学科)が主宰者の一人である「うみ・ひと・くらしネットワーク」のオンライン・ミーティングで、農業と消費者をつなぐ自主活動をテーマに、食農ビジネス学科の学生が以下の発表を行いました。

・「えがおの発明」(住田光優さん・3年)
・「えがおのマルシェ」(高橋梨音さん、島津明里沙さん・2年)

当日は、うみ・ひと・くらしネットワークの賛助会員である農家女性、畜産女性、漁村女性、消費者、研究者などが、全国から約25名参加しました。

「えがおの発明」の住田さんは、大阪の野菜をスイーツにしてマルシェやカフェで販売した際、野菜生産農家の思いなどをインターネット記事として公開した仕組み作りなどを発表しました。
また、試食として、手作りの水ナスのタルト、人参のタルト、梅のパウンドケーキを事前に参加者へ配送しており、参加者たちは試食をしながら発表を聞きました。応援をしていただいた農家の女性も参加してくださり、「彼女たちの熱意に影響されて、私もとても刺激になった」と活動を振り返ってくれました。

「えがおのマルシェ」の二人は、自分たちで枚方の有機農家の農産物を買い取り、販売できる場所も自ら開拓して、毎週日曜日に自分たちの手作りマルシェを行っていることや、そこに来てくれる消費者と農家をつなぐイベントを企画し、実行していることなどを発表しました。

参加者からは、次のような感想が寄せられました。

「スイーツの製造だけでなく、農家での体験や農家の紹介も含めて紹介する取り組みは素晴らしいと思いました。農家として消費者に生産の現状を知ってもらいたいと強く思いますが、農家自身はなかなかそういった取り組みをする余裕がないのが現状です。このような学生さんの取り組みが末永く続いていくといいなと思います。」

「学生の取り組み、卒業しても力になりそうで素晴らしいと思いました。 」

「みなさんの活動に拍手です。農業の未来は明るいと感じました。」

「3人のプレゼンでは、熱意と遊び心のバランスは絶妙だったと思います。しかも決して計算されたものではなく。だからココロに染み渡る。」

みなさん、ご参加いただき、ありがとうございました。