大阪府河内長野市で地域資源(酒蔵と茅場)の保全管理について学びました(地域マネジメント研究室)


食農ビジネス学科地域マネジメント研究室
UPDATE 2022-12-12

12月10日(土):大阪府河内長野市の河内長野駅から徒歩5分に位置する創業300年の地元の酒蔵「天野酒蔵元 西條合資会社」を訪問し、酒蔵を見学して、昔ながらの酒造りについて学びました。
西條社長自ら、酒造りのこと、酒蔵のビジネスのこと、そして、地元の酒蔵を中心としたまちづくりの取り組みのことについて、長時間にわたってお話をして頂きました。
参加したゼミ生は、大変濃い時間を過ごすことが出来たと思います。
翌日の実習に備えて、夕方から滝畑地区にある滝畑ふるさと文化財の森センターへ移動し、夜は、屋外での自炊に挑戦!羽釜で炊いたご飯に、ダッチオーブンで調理した鶏の手羽元カレー。
ジャガイモの剝き方やニンジンの切り方、そもそも不慣れな包丁さばきなど、不安材料は色々とありましたが、結果オーライで、大変美味しいカレーを戴くことが出来ました。

12月11日(日):翌日は、NPO法人文化遺産保存ネットワーク河内長野が主催する茅刈実習に参加。皆で早起き、軽く腹ごしらえをして、他の参加者の皆さんと集合。
滝畑ダム湖畔の集合場所から、30分ほど車に乗って岩湧山山頂の茅場へ移動。
まずは、山林作業用のスパイク地下足袋に履き替え。
ゼミ生みんな初体験で、地下足袋を履くのに一苦労。
その後、一面ススキの穂が揺れる茅場で、NPO法人の講師の方から茅刈りの講義を受講。
いよいよ、各自、鎌を持って、茅刈りを初体験。
これまた見ている方がハラハラドキドキでしたが、ゼミ生全員一生懸命黙々と茅を刈りました。
もちろん、刈った茅は、荒縄で縛る作業も初体験。
岩湧山山頂での茅刈りの後は、ふもとの茅倉庫に刈った茅を収めて、全ての作業を終えました。
2日間通して、地元の酒蔵と茅場という全く異なる2つの地域資源について学ぶ学外実習でした。
ゼミ生にとっては、初体験づくしの学外実習となり、地元の方々のお陰で、非常に貴重な体験をさせて頂きました。

天野酒・西條合資会社:https://www.amanosake.com/
岩湧山・茅場:https://www.city.kawachinagano.lg.jp/site/shiki/13417.html