食農ビジネス学科活動報告
UPDATE 2021-07-08
2021年6月25日(金)に、食農ビジネス学科1年生の必修科目である「基礎ゼミナール」で、近畿農政局次長の遠藤順也氏を迎え、「我が国農業の課題と近畿農業の状況」についてレクチャーをしていただきました。
遠藤氏は、近畿農業の概要、日本農業の全体像や取り組み、農林水産物・食品の輸出拡大の取り組み、スマート農業、和食の普及と関西の食文化などについて幅広く紹介され、さらに近畿地方の事例を取り上げるなど、学生が理解しやすいように話されていました。
1年生にとっては、日本の農業、そしてより身近な近畿農業について知識を得る貴重な講義でした。


Research活動報告
UPDATE 2021-07-07
食品栄養学科活動報告
UPDATE 2021-07-03
食品栄養学科2年生の必修科目である「給食経営管理実習」では、年間を通して毎回100食分の給食提供を行います (現在、コロナ禍の関係で提供数を50食に削減中)。
毎回の献立は、その日の栄養士係が「給与栄養目標量」に沿って立てます。
なかでも特に苦労するのが塩分量(3g以下)で、どの料理にどれだけ配分するか、学生自らが献立内容と栄養計算から考えます。
また、給食経営管理実習室の中は、汚染作業区域(検収室・下処理室)や非汚染作業区域(主調理室・配膳室)といった区域に分かれており、ワンウェイ(一方向の動線)を基本とすることで2次汚染の防止に努めて衛生的な環境を保っています。
学生は順番に、栄養士係、調理師衛生管理係、調理師係といった、それぞれの持ち場を経験していきます。
特に栄養士係はいわゆる司令塔(現場監督)役で、すべてを掌握し指示を出さなければならないため、責任重大です。
ただし、やり遂げた後は心地よい達成感が味わえるようです!
今回の献立は、「かやくごはん ・タラのホイル焼き ・なすの煮浸し ・赤だし ・みかんゼリー」でした。
〝かやくごはん〟は実習が始まって以来のチャレンジだったようですが、とても満足のいく出来栄えでした。
その甲斐もあり、学生達は少し自信がついたそうです。
給食は食券制で提供し、喫食者の方々にアンケートを書いてもらい、次回の給食提供に活かしていきます。
学生達は、「先生方のアンケートは毎回辛口ですが、的を射た意見で大変参考になります」と話していました。
今後も管理栄養士として将来活躍できるよう、さまざまな実習に取り組んでいきます。






