食農ビジネス学科一般公開
UPDATE 2024-12-25
2024年12月11日(水)に、大阪府女性農業者交流会(近畿農政局大阪府拠点主催)において、食農ビジネス学科 副島久実准教授が、講演とファシリテーターを務めました。
農林水産省が推進する「農業女子プロジェクト」の一環で「地域活動の活性化」の取組として、女性農業者の農業経営力の発展とつながりづくりに寄与することを目的に開催され、摂南大学農学部の副島久実准教授による講演、3名の女性農業者による取組紹介及び参加者のグループトークが行われました。
「大阪の農業にかかわる女性たち~面白さやモヤモヤを語り合ってみませんか?~」と題し、女性が農業にかかわるきっかけ、女性ならではの強みや大阪で農業をするメリット等について講演されました。グループトークのテーマ「農業の発展に向けて私たちができること/やりたいことを考えよう!」にも、ファシリテーターとしての役割を担いました。
詳しくは以下リンクをご参照ください。
https://www.maff.go.jp/kinki/tiiki/osaka/2024photo/25_osakajk/osakajnk.html
食農ビジネス学科持続型フードシステム研究室
UPDATE 2024-12-12
2024年11月24日(日)にくずはモール南館で開催されたくずはマルシェにて、農学部食農ビジネス学科持続型フードシステム研究室の学生が、地元農家が育てた野菜を販売しました。
学生たちは今年春から枚方市穂谷地区の農家「ひらかた独歩ふぁーむ」に通い、農作業を体験的に学びながら、ゼミではマーケティングの知識を身に着けてきました。穂谷地区は日本の里山100選にも選ばれた自然豊かな場所です。そこで農薬や化学肥料を使わずに育てられた野菜を効果的に販売するにはどうすればよいか、数か月にわたって検討を重ね、完成したマーケティング・プランに従って販売に臨みました。
学生たちが決めた店舗のコンセプトは、「刺激とエナジーをチャージする、充電マルシェ」。 孤独の中にあっても、前向きに、小さな幸せや非日常感、活力向上のために行動する地域のお年寄りをメイン・ターゲットに、若者との交流を通じて元気が得られるマルシェを展開することを目指しました。
まず、力を入れたのはPOPの作成です。黒地の紙に手書きで文字やイラストを入れて作成したPOPは人目を惹き、若者らしい元気の良さと情報量の豊富さを演出していました。また、販売する野菜のレシピを作成して配布したり、来店客に積極的に話しかけたりして、「若者との交流を通して刺激とエナジーをチャージする」というコンセプトの実現に努めました。
野菜は完売できなかったものの、当日は予想以上の売上を達成することができました。今後もこうしたゼミ活動を通して、マーケティング思考に基づく農産物販売の重要性と、フードシステムの川上から川下までを実践的に学ぶことの大切さを知る機会をつくっていきたいと思っています。
農学部 食農ビジネス学科 准教授 谷口 葉子

食農ビジネス学科農水産物・食品マーケティング研究室
UPDATE 2024-08-31