食農ビジネス学科食品産業研究室
UPDATE 2025-06-06
2025年6月3日(火)、京都府長岡京市にあるサントリー<天然水のビール工場>京都を、食品産業研究室(山本尚俊教授ゼミ)と地域マネジメント研究室(浦出俊和教授ゼミ)の3年生17名が見学しました。
飲食料品製造業のなかでもビール産業は大手メーカー数社による寡占構造が際立ちます。その上位メーカーの1社であるサントリーの京都工場を訪問し、ビールの製造や商品化の過程は勿論、同社の沿革や創業者のこだわり等について学びました。
各種機器を備えた巨大な工場は圧巻ですが、そこで量産されるビールは麦やホップなど原材料に拘り、各製造工程には専門の担当者を配置、徹底した品質管理のもとで製造されていました。また、同社のものづくりの源は水として、水にこだわり、「水と生きる」を企業理念に、地下水を育む森づくりにも積極的に取り組まれていることを学びました。CMで良く見聞きする「水と生きる」の意味が非常によく理解できたのではないでしょうか。
この見学に際し、食品産業研究室のゼミ生には一つのお題を出しています。それは、今日、各地で事業化が進むクラフトビール醸造が、寡占構造を特徴に持つビール市場において、大手メーカー品との差別化や競争優位をいかに生み出すことができるのかを考えることです。大手メーカーのビール工場をみてどう感じたかを含め、後日意見を尋ねてみたいと思います。
食農ビジネス学科一般公開
UPDATE 2025-06-04
食ビ通信を、まとめて掲載しています。
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・食ビ通信No10
食品栄養学科活動報告
UPDATE 2025-05-28
5月25日(日)、京阪百貨店主催、近畿農政局・大阪府環境農林水産部・大阪府健康医療部・守口市役所後援の楽しみながら食を育もう!京阪百貨店開業40周年記念「SDGs食育フェスタ」に、農学部⾷品栄養学科の学⽣有志6名が参加しました。今年は、食育に力を入れている9大学が参加し、それぞれのブースで近隣の子どもたちに、楽しみながら食育体験をしてもらう食育文化祭としての開催でした。
私たちのブースでは、野菜釣り堀で、ビニールプールの畑から野菜を釣ってクイズに答えてもらいました。また、栄養教育論実習で作成した楽しい食育動画も視聴してもらいました。開店と同時に、沢⼭の⼦どもたちが集まり、⼤盛況でした。神経を集中して、マグネットの付いた釣竿で、野菜を釣っていきます。釣った野菜の名前を学⽣達にヒントをもらいながら答えてもらいました。みんな、野菜のことをよく知っていて、クイズに答えたあと、野菜についても⾊々とお話してくれました。⼦どもたちの笑顔を通じて、改めて⾷育の楽しさを体験できた1⽇となりました
野菜釣り堀の他に、農学部で開発したすももちゃんサイダーを販売しました。
野菜釣り堀の様子①
野菜釣り堀の様子②
食育動画視聴の様子
食品栄養学科の学生有志6名と食品栄養学科 森美奈子講師
すももちゃんサイダーを販売した園芸倶楽部(植食)同好会の4名