戴 容秦思〔講師〕経済のグローバル化が進むこの時代の食卓の『向こう側』を探究します |
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居 室8号館 215教員室 |
担当科目大学教養入門、基礎ゼミナール、食農ビジネス学概論、食農ビジネス学基礎演習Ⅰ、農畜産物流通論、グローバル農業演習、現代中国農業論、食品産業戦略論、食農ビジネス学研究Ⅰ・Ⅱ、卒業研究 |
専門分野食料市場学、流通論、フードシステム |
キーワード酪農乳業、食肉流通、食品加工資本、インテグレーション、バリューチェーン |
【主な研究内容】
食品流通研究室(Food Distribution Lab、 FDL)、通称「食通研」。
商品としての食料の生産と消費には、人、場所、時間ないしは情報や心理的な隔たりがあります。流通は、このような隔たりがある生産と消費を結びつける役割をしており、そのしくみは国々の社会や経済のあり方に基づいて形成され、グローバル化など社会・経済の変化にともなって変化しています。私たちが生活するうえでの必需品である食品・農産物を対象に、流通のしくみと役割、その変化について学び、安全な食料の安定供給に寄与する流通のあり方について研究していきます。
研究テーマ例
① 国内外の農畜産物の市場・流通についての実態解明(特定品目の需給動向、流通構造など)
② ローカル・フードシステムに関する実証研究(地域ブランド、バリューチェーンなど)
③ 食品の消費市場に関する調査分析(消費者購買行動、支払意思額など)
【ゼミ活動】
食農ビジネス学研究Ⅰ(3年次前期)
目的:初歩的研究作法について理解し、文献研究の方法を、訓練を通して身につけること。
① 初歩的研究作法(レジュメ・論文等の作成要領、文献研究の進め方など)について説明する。
② 文献研究を行う。教員より事前に文献を提示し、ゼミ生で分担を割り振り、授業のスケジュールに割り当てる。1回の授業につき、1つの分担箇所について発表し、議論を行う。ゼミ生は、授業前に、自分の分担箇所を読み、その内容をパワポまたはレジュメにまとめる。授業中にまとめた内容を発表し、ゼミ参加者からの質疑応答を受け、ディスカッションを行う。
③ 適宜フィールドワークを実施し、調査手法についても学ぶ。
食農ビジネス学研究Ⅱ(3年次後期)
目的:各自の卒業研究に向けて、確実に実施できるような研究計画を立てること。
① 各自興味関心をもつテーマまたはキーワードを割り出し、ゼミで共有する。
② ①のテーマ等に関係する文献を複数レビューし、レジュメorパワポを用いて発表し、ゼミでより研究テーマが絞れるように議論を行う。
③ 絞られた研究テーマに沿って、研究計画(何を、どこまで、どのように明らかにするか)の案を作成する。ゼミでの発表・議論を通してより実施可能な計画に仕上げる。
卒業研究の進め方(4年次通年)
① 基本、週1回ゼミを行う。原則全員参加。
② ゼミ内容は、ゼミ生がローテーションで各自の研究計画(論文執筆や調査分析など)の進捗状況について具体的に報告する。
③ ゼミの時間を使って卒業研究に必要なフィールド調査を行う場合もある。
※適宜、懇親会・レクリエーション・ゼミ合宿等を開催する。
It is your attitude, not your aptitude, that determines your altitude.
(才能ではなく、態度こそが、あなたの昇れる高さを決める)